「インディアンサマーと衣替え」

 

   小春日や 石を噛みいる 赤トンボ(鬼城)

 

   暑がりの小生でも、さすがに朝晩は長袖のシャツでないと寒さを感じるようになった。秋の深まりを覚える日々が続いている。しかし、今日は朝の寒さが嘘のように暖かい。そんな陽の光が降りそそぐ午後の窓辺で、小欄をしたためている。

   今日のような秋(本来は旧暦の10月)のさなか、暖かく穏やかな日になることを小春日和という。各国、様々な表現があるようだ。インディアン・サマー(アメリカ)、老婦人の夏(中・北欧)、サンマルタンの夏(フランス)などなど。

   そろそろ冬物をと考え、箪笥の奥から数か月ぶりの衣服を引っぱりだしてくるこの時節。何も、季節のことだけではない。翻って、この世界にも冬が来ている。聖書の言うところの「愛の冷える」冬が。さて、その厳冬に備えてどんな衣替えをしようか。主からいただいた愛の衣を纏(まと)い、白い息の代わりに、温かな言葉を投げかけられたらと願う。

   そう書きながら、目を上げて西の方を眺めていると、雲が厚くなってきているように見える。どうやら、これから天気は下り坂、冷たい雨になるそうだ。こちらにも備えないと。

 

2019年11月13日

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